平成27年8月5日より平成29年10月31日にかけて本堂大規模保存修理事業が実施されました。

 　寺本堂として宗教活動を行う機能を残しつつ、可能な限り建設当時の姿に復元する方針のもと行われた今事業。
　主に、軸部の倒れの是正・木部の腐朽部の補修・構造補強・壁の塗り直し・建具や一階まわりの整備などを実施しました。 

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《参詣者が書き遺した墨書の保存復旧》
　この度の修理中に、壁を覆っていた化粧ボード・塗料の下に墨書が発見されました。
そこには、多数の参詣者たちの名前・住所・参拝日時などを書き記したものと判読することでき、最も古いもので寛政12年（1800）の年号を確認することができました。